かわうそまんのひとりごと

ゆっくりのんびりていねいに。

【読書記録】彼岸花(宇江佐 真理)

江戸の市井を舞台にした短編が6篇。

巻末の解説に

 「本書は『絆』をテーマにした短編集だ。」

と書かれていたが、なるほどその通りだと思った。

親子の絆、夫婦の絆、友人との絆。

現代にも通じる『絆』をテーマに

江戸時代を生きる市民の喜びや悲しみが描かれており

肩の力を抜いて楽しく読めた。

「つうさんの家」、「あんがと」が印象に残った。

 

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