最上級の称賛の意味で
「果てしなく青臭くて面倒くさい青春ストーリー」
だった。
なんとなく「階段島シリーズ」を思い浮かべる生真面目なストーリー。
純粋で潔癖で気高くて頑固で理想が高くて素直になれなくて
現実から目を背けていて世界を分かった気になっていて。
そんな2人の主人公にヤキモキしながら最後まで目が離せなかった。
こんな肩に力が入った青春を送るのは真っ平ゴメンだけど
こんな青春を送れたらな。とも思った。
エピローグ、坂口の嫌いなところ(悪口)をひたすら唱える
茅森が可愛らしかった。