かわうそまんのひとりごと

ゆっくりのんびりていねいに。

【読書記録】昨日星を探した言い訳(河野裕)

最上級の称賛の意味で

「果てしなく青臭くて面倒くさい青春ストーリー」

だった。

なんとなく「階段島シリーズ」を思い浮かべる生真面目なストーリー。

純粋で潔癖で気高くて頑固で理想が高くて素直になれなくて

現実から目を背けていて世界を分かった気になっていて。

そんな2人の主人公にヤキモキしながら最後まで目が離せなかった。

こんな肩に力が入った青春を送るのは真っ平ゴメンだけど

こんな青春を送れたらな。とも思った。

エピローグ、坂口の嫌いなところ(悪口)をひたすら唱える

茅森が可愛らしかった。

 

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