最近よく目にしたので気になって手に取った一冊。
哲学と言うとどうしても固く身構えてしまう自分がいるのですが
本書はいい感じで肩の力を抜いて読むことが出来ました。
なるほどなるほどと興味深く読み進めることができたし
後半は難しかったけれど「読書はすべて不完全だ」と
著者が最後に言い切ってくれたように
自分なりに楽しめて読めたので良しとしようと思います。
第七章にある
「どうしようもなく悩むよりも世俗的に生きるほうが人生の深さがある」
という記述に何となく救われ強く共感しました。
現代思想入門 (講談社現代新書) | 千葉 雅也 |本 | 通販 | Amazon