マジョリティとマイノリティ。
全ての人々をその2つの言葉で括ることは出来るのか。
マイノリティという括りから零れ落ちる人はいないのか。
明日死なないためには世界とと繋がっていなければならない。
けれど生まれた時から誰のせいでもなく
その繋がりを諦めざるをえなかった人がいる。
巷に溢れる「多様性」という便利な肌触りの良い言葉に感じる違和感が
見事に描かれていた。
普段何気に生きているなかで
正しいと思っていること
当たり前と思っていることを
「そうではない」と感じ苦しむ人がいることに
目を向けさせられた。