第二弾。
オシラサマやゴンゲ様の神様の話や山男や大男の話
狐に騙された話
座敷童の話
かつてこんな事があった、こんな人がいたという話。
遠野地方に伝わる言い伝えをぎっしり集めた物語。
全てが便利になってしまった現代とは異なり
山や川や森などの自然との距離が近い
かつての古き良き日本の原風景を今作でも感じることができた。
今となってはその多くが忘れられ、失われてしまったこのような伝承が
かつては日本のあちこちに当たり前のようにあったのだろう。
最終話が遠野の空を飛行機が飛んだ譚だったのが印象的だった。