かわうそまんのひとりごと

ゆっくりのんびりていねいに。

【読書記録】さらば深川(宇江佐真理)

伊三次シリーズ3巻。

不破が心をこめて伊三次に頭を下げて許しを乞うたり

増蔵がかつて置き去りにした元の妻を庇ったり

お文の生い立ちが分かったりと

今作も密度の濃い1冊でした。

家を焼かれたお文と伊三次が

ついに所帯を持つことになったのが

やはり印象に残りました。

明日は明日の風が吹くと言うけれど

ようやく夫婦になったこの2人にどんな風が吹くのか?

次巻が楽しみです。

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